浄水器のコスパ最強はどれ?お水を買うより安く済む選び方

ペットボトルでお水を買い続けるよりも、浄水器を家に置くほうが確実にお金を浮かせられます。
本体を買うお金や定期的に替えるフィルターの代金を計算に入れても、ペットボトルにかかる金額の半分より安く済むからです。
6歳や3歳の子どもがいて飲み水や料理にたっぷり使う家なら、蛇口に直接つけるタイプを選ぶことで年間に数万円の差が生まれます。一人暮らしで飲む量が少ないなら、ポットの形を選ぶのが正解です。
本記事では、使うお水の量に合わせて一番お金がかからない選び方を説明します。まずは具体的な金額の差から確認してください。
ペットボトルのお水を箱で買うより浄水器のほうがお金は浮く
スーパーやコンビニでペットボトルのお水を箱で買い続ける生活から浄水器へ切り替えるだけで、毎月のお水にかかる支払いを半分より安く落とせます。本体を買う最初の費用や中のフィルターを替える代金を足しても、浄水器のほうが安く収まるからです。
スーパーでお水を買い続けると1年間で数万円が消えていく
2リットルのペットボトルのお水が1本100円だと仮定します。毎日1本を飲み水や料理に使うと、1ヶ月で約3000円の出費になります。1年間で計算すると3万6000円がお水だけで消えていく計算です。
もし家族がいて毎日お米を炊き、麦茶を沸かす家庭なら1日に2本を消費します。年間の支払いは7万円を超え、家計への負担は決して見過ごせません。
重いペットボトルの箱をスーパーのレジから車へ積み込み、自宅の2階まで階段で運ぶ労働の手間もかかります。とくに小さな子どもを連れての買い物では、手を繋ぎながら重い段ボールを運ぶのは体力的に限界があります。
空になったゴミが台所の隅に山積みになり、捨てる日を待つストレスからも解放されます。ペットボトルを潰してゴミ袋に詰める作業は、目に見えない家事の負担として毎日の時間を奪っています。夜遅くにお水が切れたとき、わざわざ暗い道を歩いてコンビニへ買いに走る不便さもなくなります。
災害への備えとしてペットボトルを箱でストックすること自体は理にかなっています。しかし、毎日飲む日常のお水までペットボトルに頼るのは家計の首を絞めます。備蓄用のお水と普段使いのお水をきっちり分けるのが、無駄な出費を削る第一歩になります。
浄水器なら最初の費用と替えの部品代を足しても安く収まる
蛇口に直接つけるタイプの浄水器なら、本体の購入に約5000円かかります。3ヶ月ごとに替えるフィルターの代金が年間で約8000円です。
最初の年の合計でも約1万3000円で済み、2年目からはフィルター代の8000円だけで1年間を乗り切れます。
| お水の用意の仕方 | 1年目にかかるお金 | 2年目からの毎年のお金 | 5年間にかかるお金の合計 |
|---|---|---|---|
| ペットボトル(毎日2リットル) | 3万6000円 | 3万6000円 | 18万円 |
| 蛇口につける浄水器 | 1万3000円 | 8000円 | 4万5000円 |
5年間という長い期間で見比べると、その差は13万円以上に広がります。お水は毎日必ず使うものだからこそ、出すお金の蛇口を少し締めるだけで家計にプラスの影響を生み出します。
蛇口に直接つけるタイプは、買ったその日に自分の手で5分もあれば取り付けられます。専用の工具や大掛かりな水回りの工事は一切いりません。アパートやマンションのような借りている部屋でも、退去するときに元の部品へ戻すだけで済むため、大家さんの許可を取らずに導入できます。
家族がいて料理にもお水を使うなら蛇口につけるタイプを選ぶ
夫婦と子どもがいる家庭で、毎日の料理にもきれいなお水を使いたいなら、蛇口につけるタイプが一番賢い選択です。レバーをひねるだけでいつでも大量のきれいなお水を使えるため、料理の手を止める必要がありません。
子どもがいてお水の消費量が多い家は迷わずこれ一択
6歳や3歳の子どもがいて、水筒の準備や麦茶作りを毎日こなす時期は、台所で消費するお水の量が跳ね上がります。ペットボトルのお水を毎回買いに行く生活では、お米を研ぐのにもお水を買ってしまい出費がかさみます。
最初の費用こそ数千円かかりますが、家族みんなが使うお水の量を考えると1リットルあたりの単価は圧倒的に安くなります。冷蔵庫の場所をとらないため、週末に食材のまとめ買いをする家でも邪魔になりません。
お水を出す勢いを気にするなら、メーカーのホームページで「ろ過のスピード」という数字を確かめてください。1分間に3リットル以上のお水を出せる機種を選べば、大きなお鍋にお水を張る作業でもイライラせずに済みます。洗い物や手洗いの回数が増える子育て世帯にとって、待ち時間なくお水を出せる機能はストレスを減らすことにつながるポイントです。
毎日の食事作りで気兼ねなくきれいなお水を使える利点
子どもの成長を考えて、お魚やお肉を使った高タンパクなおかずを作るときに本当の力を出します。
たとえば、付け合わせのほうれん草の泥を洗い流したり、お魚を茹でたりするとき、ためらわずにきれいなお水をジャブジャブと使えます。ペットボトルのお水でお魚を茹でるのはお金が気になりますが、浄水器ならコストを気にせず安全なお水で調理を完結できます。甘いコーンを茹でてスープを作るときも、嫌な匂いが混ざらず素材の味が引き立ちます。
お味噌汁や煮物を作るときも、水道のお水に含まれるカルキの匂いが消えるため、出汁の香りが際立って料理の味が格段に良くなります。お水に溶け込んだ鉛やサビの成分もフィルターが絡め取るため、小さな子どもに食べさせる食事の安全度も高まります。
洗い物のときは普通の水道水へ切り替える習慣をつけてください。浄水にしたままだと水圧が落ちて、食器を洗う洗剤の泡を流すのに時間がかかってお水が無駄になります。
一人暮らしで飲む量が少ないならポットの形を選ぶ
一人で暮らしていてお水を使う量が少ない人は、ポットの形をした浄水器が無駄のない選択です。本体の値段は2000円から3000円ほどで買え、最初の負担を最小限に抑えられます。一度にきれいにするお水の量が1リットルから2リットルと限られるため、料理のたびに大きなお鍋へ大量のお水を注ぐ使い方には向きません。
買う前に冷蔵庫の扉の裏側にある空間の広さを測る手順が欠かせません。日本の狭い台所に合わせた、幅が10センチ以下の薄い製品を選ぶと扉が閉まらない失敗を防げます。海外製の分厚いポットを買ってしまい、野菜を入れる部屋に寝かせて置く羽目になる人がよくいます。
最大の欠点は、容器そのものを洗う手間が発生する点です。消毒の成分を取り除いているため、2日に1回は中身を空にして洗剤で洗わなければ雑菌が繁殖します。こまめに容器を洗える性格かどうかを、お金を払う前に自分へ問いかけてください。
ウォーターサーバーは便利だがお金の節約には向いていない
冷たいお水や熱いお湯がすぐに使えるウォーターサーバーは、お水にかかるコストを抑える目的においてはおすすめできません。本体を借りるお金や専用のボトルの代金を計算すると、浄水器の何倍もの金額が毎月消えていくからです。
毎月の機械のレンタルと専用のお水のノルマで出費が重なる
機械を貸し出す会社によって料金の仕組みは違いますが、専用のボトルを毎月数本注文する決まりが設けられています。電気のお金や機械を借りる代金を足すと、毎月4000円から6000円の出費になります。お湯の温度を常に熱く保つための電気代が、冷蔵庫をもう一台置くのと同じくらいかかるからです。
1年間で計算すると5万円から7万円近くの支払いになり、蛇口の浄水器と比べて5倍以上の差が生まれます。赤ちゃんのために安全なお湯がいつでも欲しいというはっきりとした理由がない限り、純粋に出費を減らしたいなら選ぶべきではありません。
飲まない月もお金がかかり空のボトルが部屋を圧迫する
月に決まった量のお水が送られてくる仕組みのため、お水をあまり飲まなかった月は封を開けていないボトルが部屋の隅にどんどん積み上がります。逆に夏場でお水をたくさん消費した月は、追加のボトルを高いお金で買う羽目に陥ります。
機械は部屋の場所を占領するだけでなく、掃除をサボるとお湯が出る口の周りにホコリや水垢が固まります。12リットル入りの重いボトルを胸の高さまで持ち上げて機械にセットする作業は、腰に大きな負担がかかる事実も見逃せません。
お湯を沸かす数分の時間を省くためだけに年間数万円のお金を払い続ける価値があるのか、契約の書類にサインをする前に冷静に計算し直してください。
本体の安さだけで選ぶと定期的な部品の交換でお金を失う
お店で一番安い2000円ほどの本体に飛びつくと、後から高い維持費に苦しめられます。本体を極端に安く売って、後から消耗品であるフィルターの代金で利益を回収する商売のやり方が存在するからです。
本体が2000円で買えても、1ヶ月ごとに替える専用のフィルターが1個1500円する機種なら、1年間で1万8000円が飛びます。本体が6000円と少し高くても、3ヶ月使えるフィルターが1個2000円の機種なら年間にかかるお金は8000円で済みます。
お店でお金を払う前に、以下の3つの条件を必ず確かめてください。
- 自分の家の蛇口の先端の形に合う部品が箱に入っているか
- 替えのフィルター1個あたりの値段はいくらか
- そのフィルターは何ヶ月で交換する指定になっているか
ネットの買い物では、最初の本体を無料で配る代わりにフィルターが毎月送られてくる契約を結ばせる手口も増えています。解約の電話を忘れて使っていないフィルターが溜まる失敗を避けるためにも、近所のお店で自分でお金を払って買うやり方が一番安全です。
まとめ:浄水器のコスパは毎日使うお水の量に合わせて決断する
ペットボトルのお水を買い続ける生活から浄水器へ替えるだけで、5年間で13万円近いお金を節約できます。毎月のコストを極限まで抑えるなら、本体の値段だけでなく部品を替える代金まで含めて計算する視点が欠かせません。
一人暮らしでお水を飲む量が少ないなら、冷蔵庫で冷やせるポット型を選んで最初の負担を減らしてください。家族がいて毎日の料理にもたっぷりお水を使うなら、お米を研いだり煮物を作ったりする作業が快適になる蛇口に取り付けるタイプ一択です。
ウォーターサーバーはお湯を沸かす手間を省ける反面、毎月の支払いが浄水器の何倍にも膨れ上がります。
お水にかかるお金は毎日の生活の中で確実に出費を削れるポイントになるため、自分の家で使うお水の量と台所の環境を確かめてから最適な機種を手に入れてください。
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