蛇口直結型浄水器とは?メリットやデメリット、ほかの浄水器との違いなどを解説
蛇口直結型浄水器は蛇口に取り付けるだけで浄水が使えるようになる浄水器です。浄水器としては初期費用が安く、ほかの浄水器にはないメリットがあります。
そこで今回は、蛇口直結型浄水器のメリットやデメリット、ほかの浄水器との違いなども解説します。蛇口直結型浄水器に付いて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
蛇口直結型浄水器とは?
蛇口直結型浄水器とは、浄水用のカートリッジが内蔵された小型の浄水器で、主に蛇口の先端に取り付けます。工事不要で、蛇口を捻ればカートリッジを通って水道水が自動的に浄水される仕組みです。
メーカーや商品によって形状や色は異なり、1,000円~5,000円程度で購入できます。
蛇口直結型浄水器のメリットは?
蛇口直結型浄水器のメリットは以下のとおりです。
- ・ 取り付け工事が不要
- ・ コストが安い
- ・ サイズがコンパクト
上記のメリットを順番に解説します。
取り付け工事が不要
蛇口直結型浄水器の最大のメリットは、取り付け工事が不要なことです。
浄水器にはビルトイン型や据え置き型などがあり、利便性と機能性に優れていますが、設置するために手間がかかり、場合によっては専門業者による工事も発生します。
蛇口直結型浄水器の場合は、蛇口に合ったアダプタを取り付けて、本体をナットで締め付ければ、届いた日から使用可能です。
専用の業者に依頼する必要がなく、誰でも手軽に設置できます。
コストが安い
蛇口直結型浄水器のメリットとして、コストが安いことも挙げられます。
メーカーや商品によって異なりますが、蛇口直結型浄水器の相場は1,000円~5,000円程度です。
一方で、ビルトイン浄水器は本体価格が高く、専門業者の工事も必要になるため、数万円~数十万円かかります。また、据え置き型浄水器はビルトイン浄水器よりも設置しやすいですが、相場は数万円前後です。
ビルトイン浄水器や据え置き型浄水器に比べてお得に浄水が飲めるようになることは、蛇口直結型浄水器のメリットになります。
サイズがコンパクト
蛇口直結型浄水器の最後のメリットは、取り付けるサイズがコンパクトなことです。
浄水器は大きく分けて、蛇口直結型浄水器、ポット型浄水器、据え置き浄水器、ビルトイン浄水器の4つがあります
蛇口直結型浄水器は蛇口の先端に取り付ける浄水器で、メーカーや商品によって多少の差はありますがコンパクトなサイズです。
一方、ポット型浄水器は冷蔵庫に入れることを想定したサイズとなっていますが、一般的なポットよりも一回り程度大きい傾向があります。
据え置き浄水器はちょっとしたタンクのような形状をしており、シンク周りのスペースが狭い場合は設置しにくいです。
また、ビルトイン型浄水器はシンクの下に設置するためキッチン周りをスッキリと見せられますが、実際にはいくつものケーブルが飛び出しているので、サイズは小さいとは言えません。
蛇口直結型浄水器は蛇口の先端に取り付ける浄水器のためサイズは小さい物が多く、狭いキッチンでも取り付けやすいというメリットがあります。
蛇口直結型浄水器のデメリットは?
蛇口直結型浄水器のデメリットは以下のとおりです。
- ・ 蛇口の形状によっては取り付けられない
- ・ シンクを圧迫する
- ・ 浄水能力が限定される
上記のデメリットを順番に解説します。
蛇口の形状によっては取り付けられない
蛇口直結型浄水器の最大のデメリットは、蛇口の形状によっては取り付けられないことです。
蛇口の吐水口には飛沫キャップが付いており、外してアダプタを取り付ければ、蛇口直結型浄水器を設置できます。
しかし、すべての蛇口でアダプタが取り付けられるとは限りません。購入前に蛇口の形状を確認しておくと良いでしょう。
シンクを圧迫する
蛇口直結型浄水器の2つ目のデメリットは、シンクを圧迫する可能性があることです。
蛇口直結型浄水器はコンパクトなサイズやデザインとなっていますが、蛇口の先端に器具を取り付けます。
そのため、本来のシンクのスペースを蛇口直結型浄水器が邪魔してしまう可能性は否定できません。皿洗いや食材を洗うときは、蛇口直結型浄水器にぶつからないように注意しましょう。
浄水能力が限定される
蛇口直結型浄水器の最後のデメリットは、浄水能力が限定されることです。
浄水器は種類によって一度に浄水できる量や範囲などが異なります。蛇口直結型浄水器の場合は、メーカーや商品によって異なりますが、取り除ける不純物の種類が限定され、カートリッジを通して一度にろ過できる水量がほかの浄水器に比べて少ないです。
また、蛇口直結型浄水器は取り付けた蛇口でしか浄水を利用できないといったデメリットもあります。
蛇口直結型浄水器とほかの浄水器の違いは?
次の表は、蛇口直結型浄水器とほかの浄水器の違いをまとめたものです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
蛇口直結型浄水器 | 取り付け工事が不要 コストが安い サイズがコンパクト |
蛇口の形状によっては取り付けられない シンクを圧迫する 浄水能力が限定される |
ポット型浄水器 | 浄水を持ち運べる 工事や取り付けなどが不要 |
ろ過されるまで時間がかかる 飲み水としか利用できない |
据え置き型浄水器 | 浄水能力に優れている 便利な機能が付いている |
設置にやや手間がかかる 本体費用がやや高い シンク周りのスペースを取る |
ビルトイン型浄水器 | キッチンをスッキリ見せられる ランニングコストは安い |
専門業者による工事が必要 相場が高い 賃貸物件では設置できない可能性がある |
それぞれの違いを順番に解説します。
蛇口直結型浄水器とポット型浄水器の違い
ポット型浄水器とは、文字通りポットの形状をしている浄水器です。内部にフィルターが内蔵されており、注いだ水道水をろ過していき、翌日以降に浄水として使用できるようになります。
蛇口直結型浄水器との違いは、ポット型浄水器のほうが取手や形状などの理由から持ち運びしやすいことです。
一方で、ポット型浄水器はろ過するまでに時間がかかるため、事前に準備していないとすぐに使うことができません。また、注いだ水道水以上の量を使うことができないため、主に飲用水として使用したい場合に役立ちます。
手洗いや食べ物を洗う、お湯を沸かすなどの場面で浄水を使いたい方は、ポット型浄水器よりも蛇口直結型浄水器を選びましょう。
蛇口直結型浄水器と据え置き型浄水器の違い
据え置き型浄水器とは、キッチンに置いて使用するタイプの浄水器です。メーカーや商品によって異なりますが、蛇口直結型浄水器よりも浄水能力に優れており、浄水以外の機能を搭載していることがあります。
蛇口直結型浄水器との違いはサイズです。どちらもキッチンの目に入る範囲に取り付けて使用する浄水器ですが、蛇口直結型浄水器は蛇口の先端に収まる範囲のサイズに対して、据え置き型浄水器はちょっとしたタンクのようなサイズとなっています。
そのため、キッチンに余分なスペースがない方は、蛇口直結型浄水器を選びましょう。
蛇口直結型浄水器とビルトイン型浄水器の違い
ビルトイン型浄水器とは、キッチンのシンクに組み込まれるタイプの浄水器です。シンクの下に取り付けるため、キッチンの見た目がスッキリして、おしゃれな空間を演出したい方に向いています。
蛇口直結型浄水器との違いは工事の有無です。蛇口直結型浄水器も取り付けの手間が発生しますが、経験がない方でも簡単に行える作業になります。
しかし、ビルトイン型浄水器は専門の業者を呼んで工事を行うため、時間と手間がかかります。また、本体費用や工事費用も高いです。
そのため、賃貸物件で工事ができない方や、浄水器にお金をかけたくない人は蛇口直結型浄水器を選びましょう。
蛇口型浄水器がおすすめの人
次のような人は蛇口直結型浄水器がおすすめです。
- ・ キッチンでの作業で浄水を使いたい人
- ・ 取り付けに手間や時間をかけたくない人
- ・ 浄水にお金をかけたくない人
蛇口直結型浄水器はすぐに取り付けが完了するため、届いた日から浄水を使えます。工事が不要なので賃貸物件でも取り付けることが可能です。
浄水を飲み水以外に、食べ物を洗ったり、調理に使ったりしたい方で、工事を依頼できない、あるいは面倒な方は、キッチンに簡単に取り付けられる蛇口直結型浄水器がおすすめです。
また、蛇口直結型浄水器は相場が1,000円~5,000円前後となっており、据え置き型浄水器やビルトイン型浄水器に比べるとリーズナブルです。
浄水にあまりお金をかけたくないと考えている人は、蛇口直結型浄水器をチェックしてみましょう。
家全体で浄水を使いたい人はセントラル浄水器がおすすめ
蛇口直結型浄水器は取り付けが簡単で、初期費用を抑えることができるなどのメリットがある浄水器です。一方で、取り付けた場所以外では浄水を使えないという点もあります。
シャワーやお湯はり、洗濯など、様々なシーンで本格的な浄水を使いたいと考えている方は、セントラル浄水器がおすすめです。
セントラル浄水器は水道メーター直後に取り付けられる浄水器で、シャワーや台所、洗面所、洗濯機など、様々なシーンで不純物を除去した浄水が使用できます。
水道メーターの直後に取り付けるため、蛇口直結型浄水器のように蛇口周りのスペースを圧迫することがありません。
浄水で食べ物を洗うとビタミン類の損失を防ぎ、洗濯時の色あせを回避するなどのメリットが得られます。
家全体で浄水を使いたいと考えている人は、セントラル浄水器を検討してみましょう。
まとめ
以上が、蛇口直結型浄水器の解説になります。蛇口直結型浄水器は蛇口に直接取り付ける浄水器で、工事不要なことや初期費用が安いことなどがメリットに挙げられます。
一方で、蛇口の形状によっては取り付けられない、取り付けた場所以外では使えない、浄水力が限定されるなどのデメリットがあるため、様々なシーンで浄水を使いたい方はセントラル浄水器をチェックしてみましょう。
セントラル浄水器についてもっと詳しく知りたいのでしたら、株式会社アクアリノベーションの公式サイト上にある問い合わせフォームや、フリーダイヤル0120-034-014(おいしい水)までお問い合わせください。
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