水分補給にお茶は適している?水分補給ならノンカフェインのお茶が最適!
「カフェインが入っているお茶は水分補給に向かない」といったはなしをきいたことがありますか。これは、当たらずとも遠からずで、水分補給の手段として使ってもよいが、最適なものはほかにあるというのが正確なところです。
水分補給に最適なのはノンカフェインのお茶です。今回は水の重要性や1日に必要な水分量、お茶の種類、一般的なお茶が水分補給に不向きな理由、ノンカフェイン茶が水分補給に向いている理由、浄水器のメリットなどについてまとめます。
水分補給の重要性と1日に必要な水分量
人間の体の60%は水分でできているといいます。それだけ水があれば、かなり長期間持ちこたえられそうですが、実際には少しの水分でも失うと、日常生活が立ち行かなくなり、生命の危機にすら見舞われます。ここでは、水の重要性や1日に必要な水分量についてまとめます。
水分補給の重要性
人の体で水はどんな役割を果たしているのでしょうか。主な役割は次の3つです。
- ・ 物質の溶解
- ・ 物質の運搬
- ・ 体温調節
1つ目は物質の溶解です。私たちが食事をとると、栄養分が血管を通じて各所に運ばれます。このとき、栄養分は血液中の水分に溶け込んで体中を巡り、必要な場所で水と一緒に取り込まれます。
2つ目は物質の運搬です。水分を含む血液やリンパ液が体中を巡り、体内の物資を各細胞まで運んだり、老廃物を運び出したりします。
3つ目は体温調節です。夏の暑いときに運動で汗をかいて体温を下げるのは体温調節のわかりやすい例といえます。
1日に必要な水分量
水が体の中で大事な働きをしているのはわかりました。欧米の研究では、あまり活動しない人で1日に2.3〜2.5リットル程度の摂取が必要で、生活活動レベルが高ければ1日に3.3〜3.5リットルの水の摂取が必要と算定しました。
もし、必要な水を摂取しないとどうなってしまうのでしょうか。体から1%の水が失われると渇きを覚えます。2%でめまいや吐き気などの症状が現れ、10%でけいれんや失神の状態となります。そして、20%の水が失われると生命の危機に瀕するとされています。
お茶の種類
ここまで、水が非常に重要であることや1日にかなりの水を必要としていることがわかりました。水が最も水分補給に適しているとされますが、お茶は水分補給に適しているのでしょうか。それにこたえるには、お茶の種類について知る必要があります。
私たちが普段目にする「お茶」は、チャノキから作られている一般的なお茶と、それ以外を材料とする茶外茶の2種類があります。水分補給に適した茶を見極めるため、2つの茶の違いについてみてみましょう。
チャノキ(茶の木)を使うお茶
お茶の原料となる木を「チャノキ」といいます。ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、中国南部の比較的温暖な地域の原産だとされます。チャノキの葉をつみ、揉んだり発酵させたり、乾燥させたりしてできるのが「お茶」です。作り方の違いにより緑茶、ウーロン茶、紅茶などに分類されます。
お茶の主な成分はカフェインやテオフィリン、タンニン類です。抗酸化作用や止瀉(下痢のこと)、虫歯予防、口臭予防、降圧、血栓形成阻害などの効果があるとされています。
以上より、チャノキを原料とした「お茶」は基本的にカフェインを含むことがわかりました。
茶外茶
茶外茶とは、チャノキ以外を原料としているお茶、または、一部茶の葉が含まれているものをさします。茶外茶にはどのようなものがあるのでしょうか。
- ・ 杜仲茶
- ・ 麦茶
- ・ ルイボスティー
- ・ そば茶
- ・ 昆布茶
これらのお茶は比較的メジャーで手に入りやすいものですが、全て、カフェインを含まないお茶です。同様に、穀物から作られるトウモロコシ茶などもカフェインを含みません。昆布茶もカフェインを含みません。
つまり、お茶の中でも「チャノキ」を原料としているものはカフェインを含み、茶外茶は原材料によってカフェインを含んだり含まなかったりします。
お茶が水分補給に向いていないとされる理由
「お茶は水分補給に向かない」といった話を聞いたことがありますか。その理由はカフェインが含まれているからです。では、カフェインは私たちの体にどのような効果をもたらすのでしょうか。ここからは、カフェインが体にもたらす効果や利尿作用についてまとめます。
カフェインが体にもたらす効果
カフェインには覚醒作用や交感神経刺激、胃酸分泌促進作用、利尿作用などがあります。
受験勉強で眠気に耐えるため、コーヒーを飲むのは覚醒効果を期待してのことです。他にも、血管を広げる作用があり血液循環量を増やす働きなどがあります。
カフェインの利尿作用
24時間以内に8回以上排尿する状態を頻尿といいます。頻尿の原因は加齢や緊張による不安、何らかの疾患などが原因とされますが、カフェインもその一つと考えられます。カフェインには利尿作用があり、カフェインを多く含む飲料を摂取すると、排尿が促されます。
そうした作用を利尿作用といいます。カフェインの利尿作用は強力なものではありませんので、飲みすぎなければ問題ありません。しかし、トイレが近くなったり、排尿を意識したりするのが苦手であれば、カフェインをあまり摂取しない方がよいでしょう。
カフェインが含まれるもの
カフェインはコーヒー豆やカカオ豆、茶葉に多く含まれています。カフェインの主要な摂取源はコーヒーやお茶です。苦み成分を出す食品添加物として摂取することもあります。カフェインが多く含まれるものは以下のとおりです。
- ・ エナジードリンク
- ・ 眠気覚ましドリンク
- ・ コーヒー(インスタントコーヒーを含む)
- ・ 玉露
- ・ せん茶
- ・ ほうじ茶
- ・ 玄米茶
- ・ ウーロン茶
- ・ 紅茶
- ・ 抹茶
エナジードリンクや目覚ましドリンクには覚醒作用を促すためのカフェインが含まれています。コーヒーやチャノキを原料とする飲み物にもカフェインが含まれます。
意外に思うかもしれないのが玄米茶。水に浸して蒸した米を炒り、番茶やせん茶などをほぼ同量の割合で加えたのが玄米茶です。チャノキを原料とする成分(番茶・せん茶)が含まれるので、当然、カフェインも入っています。
また、せん茶や番茶、茎茶などをきつね色になるまで炒るほうじ茶もカフェインを含んでいます。
水分補給に最も向いているのはノンカフェインのお茶
お茶にはカフェインが含まれているものと含まれていないものがあるとわかりました。どちらのお茶が水分補給に向いているかといえば、ノンカフェインのお茶が最も適切です。どうして、ノンカフェインがよいのかについて解説します。
カフェインの悪影響を気にしなくてもよい
ノンカフェインのお茶はカフェインの悪影響を気にする必要がありません。先ほど述べたとおり、カフェインには覚醒作用などのプラスの面がある一方、利尿作用を促進するというデメリットもあります。
大量のお茶を飲むわけでなければ、カフェインの有無は問題にならないのですが、毎日、一定量を飲むとなるとカフェインの悪影響が気になります。
農林水産省のサイトでは、カフェインの過剰摂取について注意喚起しています。カフェインを過剰摂取すると、中枢神経系が過度に刺激され、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠といった状態になり、消化器官にも負担がかかります。
ノンカフェインの飲料であれば、カフェインの悪影響を気にする必要がないため、気兼ねなく水分補給の飲料にできます。
麦茶やルイボスティーがおすすめ
ノンカフェインの飲み物でおすすめなのが麦茶やルイボスティーです。麦茶には余分な塩分を体外に排出し、高血圧の予防や改善を促すカリウムや血液をサラサラにするアルキルピラジン、抗酸化作用があるポリフェノールなどが含まれていますので、水分補給以外の効果も期待できます。
ルイボスティーにもポリフェノールが含まれています。ポリフェノールは活性酸素によって受けた体のダメージの再生を促す効果があります。さらに、カルシウムやマグネシウムといったミネラルを多く含んでいるのも特徴です。
浄水器で淹れるお茶の良さ
水分補給に向いているのは、カフェインを含まないお茶であり、ミネラルが多く含まれる麦茶やルイボスティーがおすすめであることがわかりました。ミネラルを多く含むという点では浄水器の水も負けていません。ここでは、浄水器の水を使ってお茶を入れる良さについて解説します。
カルキ臭がしない
浄水器を使うと、水道水に含まれるカルキ(塩素)を取り除くことができます。たとえば、セントラル浄水器の場合は高性能フィルターのフィルターを通すことで塩素や汚れを除去できます。
塩素は水道水の安全性を保つためにどうしても入れなければなりませんが、どうしても、独特のにおいであるカルキ臭が気になる人もいるでしょう。そんなときは、浄水器で塩素を取り除くと、独特のにおいが抜けて飲みやすくなります。ただし、塩素を抜くと保存性が低下するので、早めに飲むとよいでしょう。
トリハロメタンを気にしなくてもよい
トリハロメタンを除去できるのも浄水器のメリットです。トリハロメタンは塩素が入ることで発生する副産物で、発がん性があるとされている物質です。これについても、フィルターを通すことで取り除くことができます。
ミネラルを多く含む
浄水器のフィルターにミネラル分を含む物質を使っていると、水にミネラルが溶け込み、ミネラル豊富な水になります。セントラル浄水器エクストラアクアの場合は、トルマリンセラミックスや麦飯石セラミックス、ゼオライトセラミックスなどがフィルターに入っているため、まろやかなくちどけでミネラル豊富な水が得られます。
まとめ:浄水器の水で淹れたノンカフェイン茶がおすすめ
今回は水分補給に適したお茶についてまとめました。カフェインを含んだお茶であっても、日常的な水分補給は問題ありませんが、常時摂取するのであれば、麦茶やルイボスティーのようなノンカフェイン茶がおすすめです。
これらのお茶にはミネラルが含まれるので、水分補給と同時にミネラル補給ができるからです。加えて、浄水器を通した水でお茶を入れると口どけがまろやかになり、発汗で失われた成分の補給もできます。
セントラル浄水器についてもっと詳しく知りたいのでしたら、株式会社アクアリノベーションの公式サイト上にある問い合わせフォームや、フリーダイヤル0120-034-014(おいしい水)までお問い合わせください。
機器本体
+
設置施工
+
アフターフォロー
Extra Aqua
(元付け型浄水器)
レンタル
月々
3,300円(税込)
メーカー希望小売価格: 453,200 円(税込)
営業展開拡大枠取りの為、基本工事費:46,200円→無料!